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【Book】島田紳助 自己プロデュース力

【Book】島田紳助 自己プロデュース力

島田紳助 自己プロデュース力 勝利の方程式


島田紳助さんと言えば、元漫才師、今や名司会でお笑い界でも大御所。

そして、芸能界だけではなく、お店を持つ経営者。

その島田紳助さんは、TVでは、自由奔放な発言で振舞っているように見えますが、実は、漫才師から司会へ転換する訳や、芸能界でのポジショニング。

本当に、研究されつくされ、自己をプロデュースされていることが分かりました。


人は、自己を客観視し、プロデュースすることがとても苦手です。

「人の振り見てわがふり直せ」ということわざもあるように、人のことはよく見えても、自分のことは本当に分かりづらい。

でも、プロデュースしなければ、他と同じ、ブランドも出来ない。事業においては選ばれない、必要とされない企業となれない。

生き残る勝利の方程式のメソッドがこの一冊にはぎっしりとつまっていました。


ちなみに、本書は、由も御総合芸能学院での特別講義、DVD「紳竜の研究」を活字化するために、度重なる説得により、ようやく出版されたものだそうです。



■でも、僕らみたいな当時名もない若造ふたりが言っても「所詮、ネタや」って思われてしまうんです。
じゃぁ、どうしたら信じてくれるのか?それは、必死にやるしかないでしょう。必死で伝えるんです。
必死さに、リアリティのある一言をプラスするんです。


必死さ、情熱は、人を動かすのです。



三勝負中一度負けたら二勝一敗。一敗がつきます。引き分けだったら、引き分け。敗はつきません。


■皆さんも、自分が面白いと思った人をどんどんコピーしてください。ただし、ネタではなく、システムをね。

表現するという意味では、デザインも同じです。業種問わず、客層が近い会社、モデルを探して、色使いを真似る。真似るところからオリジナルが生まれます。
ただし、そのままパクリはダメです。


■人間はすぐ「頭」で記憶しようとしてしまう。「あ、これネタになるな」みたいにね。
「心」で記憶するコツは何なのでしょう。
これも才能なんだけど、ひとつに感情の起伏が激しくないといけない。いつでも、「感じ」なければいけない。


あぁ、だから○○だったのですね。
本の知識で記憶するのではなく、現場で見て聞いて心で記憶。だから臨場感ある話ができる。


■最近の若手を見ていて思うのは、見た目のことを考えていないということ。例えば、もっと衣装に気を回さないといけない。
絶対、衣装は大切。
まず重要なのはパッと舞台に出てきたときの見た目。衣装ね。


例えば、これから手術というときに、病院の先生が警察官の服を着ているとギョッとします。手術は結構ですと言います。
らしさは、言動だけではなく、衣装にも気を配り、演じなければならない、ということです。


■一番大切なのは、無暗に練習をしないということ。どんな漫才をするのか、自分の中で明確な方向性を持って、それに従って練習をするということ。

これは、販促において、ホームページ制作にしろ、看板にしろ、まったく同じことがいえます。経営をどのように組み立てるか、誰にどのように何を伝えたいか、そしてどのように受け止めてほしいか。すべて計画を立てなければ、まったく相手にも伝わらない、無意味な時間とコストがかかります。


経営においても、ブランディングにおいても通じることが多く、とても学び多い本でした。